外壁の張り替え(サイディング)にかかる料金のケース

重ね張りと張り替えで大きな違いがあります

外壁の張り替え(サイディング)にかかる料金のケース

◎ 料金は重ね張りと張り替えでかなり違いが出てくる


サイディングは外壁を構成する建築材のひとつです。雨風にさらされる部分なのでどうしても劣化が現われやすいため、定期的にメンテナンスを行い、状況に応じてリフォームしなくてはなりません。サイディングのリフォームは「重ね張り」と「張り替え」で料金が随分と異なってきます。それでは、サイディングにかかる料金の相場をチェックしてみましょう。

・サイディングの重ね張りの料金 
既存の外壁に新しくサイディング重ね張りした場合の外壁リフォームの料金はおよそ180万円~200万円程度になることが多いです。材料費として50万円程度、施工費用や足場の設置・解体などに130万円ほどかかります。

・サイディングの張り替えの料金 
既存のサイディングを一度撤去し、新しいものを張り替える場合の料金は230万円~250万円前後になることが多いです。材料費に60万円ほど、撤去費用、足場の設置・解体、施工費用などで170万円ほど料金が発生します。

多くの方はサイディングの重ね張りで十分なことが多いのです。こちらの方が廃材も少ないのでお財布だけでなく環境面にも優しいです。ただし外壁材が顕著に劣化している場合は張り替えを選ぶ必要が出てくることも。詳しくは業者に査定してもらい、必要な方を選ぶのがベターです。

費用を安く抑えるための究極の方法はDIY?

◎ サイディングの張り替えは難しくてもシーリングなら自分でできるところも

サイディングの張り替えにはそれなりの費用が必要となってきます。そのため、できるだけ安くする方法は無いか、と気になる方も多いでしょう。やはり究極とも言える安くする方法は「DIYでメンテナンスを済ませる」ことです。モルタル、サイディングともに5年に一度はメンテナンスをしたほうが良いと言われています。モルタルの場合は材質そのものが、サイディングの場合は素材自体は10年から20年は持つのですが、隙間を埋める「シーリング」が5年もすればかなり劣化してしまいます。素人の方がサイディングの張り替えをするのはかなり難易度が高く、さらに、高所になると危険性も出てきます。また下手に張り替えしてしまうと余計住宅の劣化を早めてしまう可能性も考えられるので、DIYでできるのはあくまでもシーリングまで、と割り切りましょう。

シーリングの手順についてですが、サイディングとサイディングの隙間を埋めている部分に劣化がないか確認してみます。高い部分にあるシーリングについては自力では対応できないことも考えられるので、あくまでも手が届く範囲まで、脚立で行ける範囲までに絞りましょう。ひび割れたり、劣化しているのが確認できたらホームセンターなどで販売されているシーリング剤で埋めていきます。ただし注意したいのはシリコン製のものは極力避けたほうが良いということ。塗装が乗りにくい性質があるので本格的なサイディングの張り替えや外壁塗装の際に追加料金が発生する可能性があります。ウレタン性のものか変性シリコンを選びましょう。

張り替えの相場は一括見積もりで確認しよう

◎ ネットを使えば簡単に一括見積もりで相場の比較ができる

サイディングの張り替えを検討する場合、まずは業者選びから始めなくてはなりません。もちろん、相場よりも安く、かつ高品質な施工を行う業者が選べばそれに越したことは無いです。そこでサイディングの張り替えを依頼する業者を見極めるためにもインターネットの「一括見積もり査定」を活用してみましょう。これは簡単な情報を入力するだけで各業者からの簡易見積もりが届けられる、という非常に便利なサービスです。それぞれの見積もりが集まったら、値段や施工の内容などを比較・検討してベストな業者を簡単に選ぶことができます。「一括見積もりを使うと業者からの電話やメールがしつこいのでは?」と心配になる方もいるでしょうが、最近では無料・匿名で価格相場のチェックができる一括見積もりサイトも登場しています。

一括見積もりサイトに入力する情報は次のような内容となっています。
・名前(匿名でも可)
・都道府県
・延べ床面積
・希望する内容
(外壁の塗装、屋根の塗装、外壁の張り替え:サイディング、屋根の張り替え:葺き替えなど)
・電話番号
・メールアドレス

これらを入力すれば1分もかからないうちにあなたの住んでいるエリアの適性相場が瞬時に表示されます。誰でも無料で簡単に利用できるので、まずは気軽に一括見積もりを使ってみましょう。

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