自分で外壁塗装を行う際の注意点とは

少しでも不安があれば専門業者へ

汚れを徹底的に取り除く

◎ 汚れをそのままにしておくと塗料が剥がれる可能性も


自分で外壁塗装を行いたいと思っている人もいるでしょう。しかし外壁塗装には高い専門的技術が必要となります。そのため金銭面だけを考えて、無理して自分で行うのは、おすすめできません。場合によっては逆効果になる可能性もあるので注意しましょう。

自分で外壁塗装を行うためには、汚れをしっかり落とすようにしてください。汚れがそのまま残ってしまうと、塗料が剥がれてしまう原因になると言われています。高圧洗浄機やブラシなどで、丁寧に汚れを落としましょう。汚れの状態や家の広さによっては、二日間にわたって行う場合もあります。スケジュールにゆとりを持つようにして下さい。

材料を見極める

◎ 金額だけで選ぶのは控えて

外壁塗装で使用する塗料には、豊富な種類があります。上塗り塗料であれば、安価のアクリルやハイグレードのフッ素加工などです。安価なアクリルは耐用年数が低いため、近年ほとんど住宅に使用されていません。そのため価格にこだわってアクリルを選んでしまえば、せっかく塗り替えたとしても、すぐに塗り替える必要性が出てくるでしょう。

ハイグレードなフッ素加工は、15~20年程度耐用年数があると言われており長期間塗り直す必要がありません。しかし、コストがやや高いというデメリットがあるでしょう。そのためシリコン塗料やラジカル塗料が価格や耐久性の面から主流となっています

塗料を選択する場合には、価格だけでなく原材料や耐久性なども考慮しながら選ぶようにしてください。また外壁塗装に必要な材料は、使用しやすいかどうかも重要視しましょう。

正しい手順で行う

◎ 不安があれば専門の業者に依頼しよう

外壁塗装は、慣れていないと非常に難しい作業です。まずは足場を組むことから始まります。足場は設置や解体の資格を有している者しか行うことができません。そのため、専門も業者に依頼するようにしてください。

つぎに洗浄や乾燥、養生などの作業に移ります。それが終わってから外壁塗装となるため、作業には1~2ヶ月程度要するでしょう。また雨が降るなど天候が悪ければ、さらに日数がかかる場合もあるため注意してください。

乾燥を完全にさせない、劣化の補修が不十分など作業に不備があれば、せっかく塗装を行っても仕上がりが悪くなり、最悪の場合やり直しが必要となります。そうならないためにも自分で行う場合には、手順やポイントをしっかり押さえてから行ってください。また少しでも不安がある場合には、専門の業者に依頼する方が良いでしょう。専門の業者であれば慣れない作業を行う必要がなく、外壁塗装によるストレスを最小限に抑える効果が期待できます。

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