屋根塗装の必要性

防水・遮熱・耐熱性が高まり、耐久性が上がります

屋根塗装のメリット(防水と断熱)と実行時期

◎ 防水・遮熱・断熱性が高まると同時に寿命を延ばす


屋根塗装を検討する時期として、色が悪くなってきたり、明らかに塗装が剥がれるのが確認できてから、という方が多いです。しかし、それでは遅いことも珍しくありません。屋根塗装のタイミングを見誤ると場合によっては雨漏りが発生し、屋根材や骨組みが腐食してしまい、屋根全体をリフォームしなくてはならない可能性も出てきてしまいます。そうなると、相応の費用が必要となりますし、リフォームが終わるまでの期間も長引いてしまいます。ですので、まずはメンテナンスのタイミングを見極めること、そして塗装することで得られるメリットを確認してみましょう。

まず最初に見極めのタイミングですが、色が薄くなり始めた、触ったときに手に白い粉が付くチョーキング現象が見られた時がコストパフォーマンス的な観点からもベストだと言われています。もしも、塗装が落ち、雨漏りしたことが原因によるカビや腐敗が見られるようだとタイミングとしては遅いと判断されます。こうなると屋根材の深刻な劣化が心配されるので、屋根塗装ではなく屋根リフォームを検討するべきでしょう。

次に、施工するメリットですが「防腐性」「防錆性」「防水性(雨漏り防止)」「遮熱・断熱性」が挙げられます。要するに、屋根の寿命を延ばす、そして家の中の熱のコントロールがしやすくなるため過ごしやすくなる、というメリットが挙げられます。また、色を変えることで住宅の印象が変わるのもメリットでしょう。

屋根塗装に必要な料金はどれくらい?

◎ 使用する塗料によって料金が大きく変わるので予算に合わせて選ぼう

屋根塗装の必要性やメリットについて理解したら次は実際にどれくらいの塗装費用がかかるのかをチェックしてみましょう。使用されている塗料にはいくつかの種類があります。そして、利用する塗料によって料金がかなり変わってくるので、予算に合わせて選ぶ、もしくはそれぞれの塗料の持つ性能やメリットに合わせて予算を組むのが良いでしょう。特に屋根塗装は住宅の寿命や省エネ効果と直結しやすい部分ですので、料金が安いという理由だけで選ぶよりは長い目で選択することをおすすめします。それでは大まかな塗料の種類とそれぞれの料金を紹介していきます。

・シリコン塗料 
最もスタンダードな塗料です。料金は一軒家で15万円~20万円程度になることが多いです。剥がれにくく、内部結露を防止する効果も期待できます。防水性に優れており、耐久性も十分。品質が高い割に料金が手頃なので非常に経済的です。

・遮熱塗料 
太陽光を遮熱できる塗料です。シリコン塗料のひとつ上のグレードとして扱われることが多いです。シリコン塗料の持つ性能+遮熱効果があると判断すればOK。特に夏場の節電効果に優れます。料金は20万円~30万円程度に設定されていることが多いです。

・断熱塗料 
夏は涼しく、冬は暖かいのが最大の特徴です。最も省エネ効果が期待できます。屋根塗装の中で最上級のグレードに設定されることが多いです。料金は一軒家で28万円~35万円程度に設定されていることが多いです。

価格相場を比較してみよう

◎ 優良業者を探すためにも価格相場の比較は必要不可欠!

屋根塗装を行っている業者はいくつかありますが、優良業者と悪質業者がハッキリと分かれているケースが多いです。また、同じ優良業者の中でも費用が随分と異なってくるもの。そこでできる限りコストを安く、そして品質の良いものを選ぶためにも価格相場の比較をしてみましょう。もちろん、近所にある業者から一軒ずつ見積もりを受けるのも良いのですが、インターネットを使って一括見積もりを活用するのがおすすめです。これなら、自宅周辺にある業者からパソコン上から見積もりが受けられ、簡単に価格相場の比較が可能です。もちろん単純に塗装費用が安いところを選ぶのも良いですし、色々なプランを提案してくれるところを選ぶのもおすすめ。

先述した通り、屋根塗装には様々なグレードがあります。中には、独自の施工を取り入れているところも。価格相場比較ではできるだけ同じグレードでの料金を比較してみましょう。ちなみに、インターネットの一括見積もりサービスは施工業者が登録するための審査があります。つまり、悪質業者は極力排除されるシステムが導入されているわけです。そのため、安心して依頼できる、相場に則った料金で受けられるなど数多くのメリットがあります。さらに、施工業者を決めた後、他の業者への「断り代行」も受け付けているのでより気軽に利用しやすいのもメリットです。

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